2011年7月24日日曜日

赤くなる



こちらの花は
6月7日に撮影したもので
紹介しようと思ってすっかりないがしろにしてしまっていた
木に咲く花です
何の花かお分かりでしょうか?



こちらが
その花の現在の様子


どこかで見たことあるような?
こちら
季節を早とちり勘違い
もっくの玄関先のナナカマド(七竈)です

ナナカマドに
あんなかわいい花が咲くとは知らず
気づいた時はとてもうれしくなったのですが
他の花を紹介していたら
いつの間にか実になってしまいました



今は緑のこの実も
秋を前に真っ赤になり
すでに赤くなってきている葉っぱも
全てが赤くなります

そして本当に秋がやって来た頃には
なぜかほとんど葉がなく
枯れ木のようになっている
もっくの早とちりナナカマド

ある種
愛嬌のようなものも感じる
季節を勘違いの
樹木です

2011年7月21日木曜日

オカトラノオ



覚えていらっしゃるでしょうか?
6月19日の
「アヤメとクイズ」という題のブログに載せた
葉っぱの写真

その成長後が
こちら
花を咲かせたオカトラノオ(岡虎ノ尾)



根っこに近いほうから順に
小さな星のような花を咲かせます



白く
中がうっすら桃色なので
ほうれん草のおひたしなど
緑色のお料理の上に1輪でも飾ると
とても見栄えがよくなります



もちろん名前の由来は
虎の尾に見えるから
ひゅっと伸びたしっぽの
一番先のふさっとしたところですね

ただ
あまり大きくなると
ポニーテール(馬の尾)のようになりますが
その繊細な花を見ていると
短めの虎の尾の方が
確かに合っているように思います

2011年7月19日火曜日

ギボウシ



連休は
とってもいいお天気だった奈川ですが
昨日の午後から降り出した雨は
とうとう今日は本降り
あと3日くらいはこんなお天気かもしれません



もっくの敷地内の
どこかには絶対あるだろうと思っていたら
本当にありました
ギボウシ(疑宝珠)です

ログにお泊りのお客様で
これは何だろう?と思われた方がいらっしゃいましたら
宝石の珠と見間違えるくらいの
素敵な花を発見されたことになります



色は
光の当たり具合で
紫にも銀にも見える
ひっそりと気高い品のある花です

背も高く
30cmは裕に超えていると思いますが
主張せず
葉脈が縦に入った柔らかい色の葉を敷物に
霞をまとった間接照明のようです

茎の途中でまた花が咲き
少しずつ品のある飾りを身につけます



オオバギボウシ(大葉疑宝珠)もありますが
そちらはもっと葉も花も大きく
こんなにおとなしい感じではありません

山野草としていうならば
私はこのギボウシの方がやさしくてすきです

雨の中
雫に濡れた宝石もまた
きれいですね

2011年7月14日木曜日

もっく畑 2




以前から随分と日が経ちましたが
もっくの野菜たちは
御陰さまで
元気に成長しております

その成長著しく
なんとか必死に囲いを作られました



この囲い
木を使った手作りです
昔の農家は
みんなこんなような雰囲気だったのではないかと
見ていて何だかほっこりした気持ちになります



お豆もじゃがいもも
ズッキーニも元気です




ズッキーニ
大きくなり過ぎて
なんだかにょろにょろオバケみたいです



では最後はネギ坊主
すくすく育って
おいしくなーれ



2011年7月10日日曜日

はっけよい



のこったのこった!

の格好をして
ビールジョッキの中で威嚇しているのは
ミヤマクワガタのオス

発見場所は
もっくの裏口の外灯付近
網戸を開けたら
ぼたっと落ちてきました
網戸からぼたクワガタです



今日はもっくにお泊りのお客様もいないので
明日草刈にいらっしゃる
先日メスをお持ち帰られた某キャンプ場のタケチさんに
贈呈しようかと思っています
いかがですか?

ちなみに
ミヤマクワガタの下のオレンジっぽいものは
ゼリーです
カップごと入らず
流しいれてしまったので
彼は今
ゼリー風呂に入っていることになります
いいですね



とうとう梅雨も開けて
奈川の空も
夏の雲が黄色に白に輝いています

8月7日に天の川が流れることを
今から心待ちにしています

2011年7月2日土曜日

なりきり花



今日も少し事務所から出て
もっくのまわりをぐるり
そうしたら
世にも不思議な花を発見

なんだか平べったいエメラルドグリーンの花
意外に大きいです



というのもこちら
アヤメの咲き終わった茎に止まっている
おおきな蛾でした

もっく辺りではよく見かけるのですが
とってもきれいな
半透明のように見える羽根を持っています




こうやって見たら
やっぱり奥のアヤメには敵わず
どう見ても蛾

それでも遠くから見て
思わず二度見してしまったほど
花のように振舞っていました

2011年7月1日金曜日

マンネングサ



時折
きらきらと光る太陽が射して
木陰に咲く花たちにも
微かな眩しさが感ぜられます



ちょっと湿った木陰がすきな
マンネングサ(万年草)

そして
もっくの陰庭に咲いていた
こちらの花は
ツルマンネングサ(蔓万年草)です



マンネングサは
花はどの種類もほとんど同じだそうですが
見分けるコツは
葉っぱにあります

写真の右手
花の上にある
少し多肉の葉っぱ
これが
ツルマンネングサの葉っぱです



コモチマンネングサ(子持ち万年草)には
葉っぱの付け根に子どもみたいな葉っぱが

タイトゴメ(大唐米)は
お米みたいな小さな葉っぱが

マルバマンネングサ(丸葉万年草)は
まん丸な多肉の葉っぱが
それぞれついているそうです



マルバマンネングサは
もともと園芸種だったようですが
コモチとタイトゴメと
それからツルは
古来から日本に生息していると考えられているようです

こちらのマンネングサ
足元を這うようにして生えており
気づかず踏んでしまいそうになるくらい華奢な花です
湿地の足元を
よくよく観察してみたら
思わぬところで出会えるかもしれません



今回は豆知識を少し載せましたが
私の管見による知識なので
もし間違っていたらすみません

山野草に興味津々の
私の花ブログ

まだまだ続きます